比較ノート

Google One・iCloud+・Dropboxの容量と料金を比較(2026年9月)

個人向けクラウドストレージ Google One・iCloud+・Dropbox の無料容量・有料プランの月額と年額・家族共有・解約時のデータの扱いを、2026年9月時点の各社公式ページだけで比較した。順位は付けない。

目次
  1. この記事でわかること
  2. 3社は「料金モデル」がちがう
  3. 無料で使える容量
  4. 有料プランの容量と月額(早見表)
  5. 年額プランと割引
  6. 家族・複数人での共有
  7. 解約・容量超過したときのデータの扱い
  8. 今回ふれていないこと・確認できなかったこと

この記事でわかること

  • 対象は個人向けクラウドストレージの Google One・iCloud+・Dropbox の3つ。無料容量・有料プランの容量と月額・年額・家族での共有・解約時や容量超過時のデータの扱いを、2026年9月1日時点の各社公式ページだけで並べた
  • 無料で使える容量:Google 15GB(Google One)/iCloud 5GB(iCloud+)/Dropbox Basic 2GB(Dropbox 料金プラン)
  • 2TBクラスの月額:Dropbox Plus 1,200円/Google One 2TB 1,450円/iCloud+ 2TB 1,800円(apple.com/jp/icloud/ の表示。support.apple.com では 1,500円)。各社公式ページ、税込・日本表記
  • 3社は料金モデルが違う。Google One はGoogleアカウント全体の容量(2TB以上のプランには Gemini などのAI機能の記載がある)、iCloud+ は Apple ID の iCloud の容量、Dropbox は同期クライアント前提のファイル同期サービス
  • 年額表示を確認できたのは Google One(Google One)。iCloud+ の製品ページには年額表示が見当たらず、Dropbox Plus は月払い・年払いを切り替えても月額1,200円表示だった

3社は「料金モデル」がちがう

同じ「クラウドストレージ」でも、3社は増やしている対象が違うため、同じ条件では並べにくい。

  • Google One:Googleフォト・Googleドライブ・Gmail で共通して使う保存容量を増やすサービス。無料でも15GBが付き、これは Google One 加入時の総容量に含まれる。one.google.com/about/plans の表示では、2TB の「Google AI Plus」と 5TB の「Google AI Pro」に Gemini アプリの利用枠拡大などが含まれるとされ、100GB の Basic に同じ記載はない。
  • iCloud+:Apple ID に紐づく iCloud の保存容量を増やすサービス。プランは家族と共有できる(iCloud+)。
  • Dropbox:パソコンやスマホの同期クライアントでフォルダを同期するファイル同期サービス。Dropbox 料金プラン に個人向けとして表示されるのは Basic(無料)と Plus の2つで、Plus は1ユーザー向け。

各社で容量の刻みが違うため、以下の早見表は同一容量ではなく近い容量帯を並べる形にしている(編集上の整理)。

無料で使える容量

サービス無料容量補足
Google(Google One 未加入)15GBGoogleフォト・ドライブ・Gmail の合計(Google One)
iCloud(iCloud+ 未加入)5GB(iCloud+)
Dropbox Basic2GB1ユーザー向け(Dropbox 料金プラン)

無料容量は3社で2GB〜15GBと開きがある。容量がそろわない項目では差額を載せない方針で整理している(編集上の整理)。

有料プランの容量と月額(早見表)

金額は2026年9月1日に各社公式ページ(Google One/iCloud+/Dropbox 料金プラン)で表示されていた月額(税込・日本表記)。カッコ内はその列の容量。各社で容量の刻みが違うため、同一容量ではなく近い容量帯を並べている(編集上の整理)。「—」は、2026年9月1日の閲覧時点でその列にその容量帯のプランが表示されなかったことを示す(Google One の 200GB については後述)。

iCloud+ の列は「apple.com/jp/icloud/ の表示 / support.apple.com/ja-jp/108047 の表示」の順で、同じ日に見た2つの公式ページの金額を併記している(後者は脚注で日本は税込と明記)。両者は一致せず、本記事ではどちらが現行かを判定していない。

容量帯Google OneiCloud+(apple.com / support.apple.com)Dropbox
50GB前後—180円 / 150円(50GB)—
100GB前後290円(100GB・Basic)——
200GB前後—540円 / 450円(200GB)—
2TB1,450円(2TB・AI Plus)+¥2501,800円 / 1,500円(2TB)1,200円(Plus・2TB)最安
5TB以上2,900円(5TB・AI Pro)6TB 5,500円 / 4,500円、12TB 11,000円 / 9,000円—
表の並び順は各社公式ページの記載順。「最安」バッジと差額は、この表に書かれている金額から自動計算したもので、広告の有無や人の判断は反映されません。

※ Google One の 200GB:2026年9月1日に one.google.com/about/plans を見た時点で表示されていたのは 100GB・2TB・5TB の3プランで、200GB の月額表示はなかった。

出典:Google One・iCloud+・Dropbox 料金プラン。

  • 50GB〜200GB帯:この帯は各社でプランの有無も容量もそろわない。iCloud+ は 50GB 180円/200GB 540円(iCloud+)。Google One はこの帯で 100GB 290円が表示される(Google One)。Dropbox は Basic(2GB・無料)の次が Plus(2TB)で、この帯の表示はない(Dropbox 料金プラン)。容量がそろわないので、この帯では差額を載せず、容量と月額をあわせて見る形にしている(編集上の整理)。
  • 2TB帯(3社そろう):月額は Dropbox Plus 1,200円、Google One 2TB 1,450円、iCloud+ 2TB 1,800円。容量が同じなので差だけを書くと、Google One −Dropbox=250円、iCloud+ −Dropbox=600円、iCloud+ −Google One=350円(1,450−1,200=250、1,800−1,200=600、1,800−1,450=350)。ただし iCloud+ に support.apple.com/ja-jp/108047 の 1,500円表示を採ると、iCloud+ −Dropbox=300円、iCloud+ −Google One=50円(1,500−1,200=300、1,500−1,450=50)で、3社の金額の大小関係も変わる。出典:Google One・iCloud+・Dropbox 料金プラン。
  • 5TB以上:Google One は 5TB 2,900円(Google One)。iCloud+ は 6TB 5,500円・12TB 11,000円(iCloud+)。この帯も容量がそろわないため、差額は載せていない(編集上の整理)。Dropbox はこの帯で表示される個人向けプランがない(Dropbox 料金プラン)。

年額プランと割引

  • Google One:one.google.com/about/plans では月単位と年単位の支払いを選べ、年単位は月単位より最大で16%ほど安いと案内されている。年額は Basic(100GB)2,900円(通常3,480円)、Google AI Plus(2TB)14,500円(通常17,400円)、Google AI Pro(5TB)29,000円(通常34,800円)。
  • iCloud+:apple.com/jp/icloud/ には月額の表示のみで、年額の表示は見当たらなかった。
  • Dropbox:dropbox.com/ja/plans では月払いと年払いを切り替えても、Plus は月額1,200円と表示される。月額表示から単純計算すると年14,400円(1,200×12)だが、年払い時の請求額そのものはページ上で確認できなかった。

家族・複数人での共有

  • Google One:one.google.com/about/plans では、各有料プランで最大5人のユーザーと容量を共有できると案内されている。本人を含めた総人数の表記は確認できなかった。
  • iCloud+:プランは家族と共有でき、共有できるのは最大5人まで、メンバーが増えても費用は変わらないと案内されている(iCloud+、iCloud+ のプランと料金)。
  • Dropbox:個人向けの Plus は1人での利用を前提としたプランで、1つのアカウントのストレージを複数人で分け合う仕組みは示されていない。dropbox.com/ja/plans では、家族向け(複数人で共有する)プランの金額や人数の表示は確認できなかった。

解約・容量超過したときのデータの扱い

iCloud+ と Dropbox は、いずれも容量を超えると新しい保存が止まる旨が公式ヘルプに書かれている(下表の各出典)。Google One はこの点を確認できる公式ページが今回は見つからなかった。読者が気にする3つの軸で見ると次のようになる。

判断軸iCloud+Dropbox(Basic)
新しい保存はできるか容量を超えている間は同期・更新・iCloud バックアップが止まり、写真やビデオの新規アップロードもされない容量を超えると、追加や端末間の同期ができなくなることがある。共有やプレビューも制限される場合がある
手元のファイルは見られるか記載を確認できなかったすでに端末に保存済みのものは使える。クラウド上だけにあるファイルは対象になりうる
勝手に削除されるか記載を確認できなかった超過が続くと削除されることがある。対象は更新の古いものから選ばれ、削除の前に通知がある

出典:iCloud+=ダウングレード/解約・ストレージを管理、Dropbox=容量の上限を超えた場合。

Google One について one.google.com/about/plans で確認できたのは、いつでも解約できるという案内で、解約後に無料の15GBを超えていた場合の扱いについての記載は、今回出典に使えた公式ページでは見当たらなかった。

今回ふれていないこと・確認できなかったこと

  • アップロードや同期の速度、対応OS、写真の自動整理などの機能面は扱っていない。価格と契約条件の比較にしぼった。
  • OneDrive・Amazon Photos、各社の法人・チーム向けプランは対象外。個人向けの主要3社にしぼった。
  • 2026年9月1日に one.google.com/about/plans を見た時点で表示されていたのは 100GB・2TB・5TB の3プランで、200GB の月額表示はなかった。
  • one.google.com/about/plans には、解約後に無料の15GBを超えた場合のデータの扱いについての記載は見当たらなかった。
  • iCloud+ の月額は apple.com/jp/icloud/ の表示(50GB 180円/200GB 540円/2TB 1,800円/6TB 5,500円/12TB 11,000円)を採用した。support.apple.com/ja-jp/108047 は同じ日に 150円/450円/1,500円/4,500円/9,000円(税込と明記)と表示しており、両ページの金額が一致していない。
  • 料金・プラン構成は改定されることがある。「Google One」「Google AI Plus」「Google AI Pro」「iCloud+」「Dropbox」「Plus」「Basic」などはそれぞれ Google・Apple・Dropbox が用いる名称・商標。